ソフトバンク基金に参加へ シャープ、最大1千億円 

シャープ本社=堺市

 シャープは18日、ソフトバンクグループが近く立ち上げる10兆円規模の大型ファンド(基金)に参加すると発表した。投資期間は5年間とし、最大10億ドル(約1100億円)の資金を拠出する。

 あらゆるものがインターネットにつながる「モノのインターネット(IoT)」や人工知能(AI)など、ファンドが投資対象とする先端分野で高い技術を持つ世界の企業と協業を目指す。

 シャープは2017年3月期の連結営業利益が3年ぶりの黒字になるなど、費用削減による経営再建が軌道に乗りつつあることから、新たな収益源となる事業領域を開拓し、成長路線への転換を進めたい考えだ。


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