オランダ王、副操縦士21年 B737訓練開始へ 

 【ブリュッセル共同】オランダのウィレム・アレクサンダー国王(50)が、KLMオランダ航空の小型旅客機の副操縦士としてこれまで21年にわたり、月2回程度乗務していたと同国紙テレグラフのインタビューで明かした。18日のAP通信などが伝えた。

 乗務していたのは短距離用ジェット機フォッカー70型。KLMは同機の退役を進めており、乗務を続けたい国王はボーイング737の操縦訓練を月内に始める予定だ。国王がKLMの旅客機に時々乗務していたことは知られていたが、詳細は伏せられていた。

 国王は「最高にリラックスできる」と“副業”の魅力を語った。


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