南シナ海で「枠組み合意」 規範巡りASEANと中国 

 【貴陽共同】南シナ海問題の平和的解決に向け、法的拘束力のある「行動規範」策定を目指す中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の高官協議が18日、中国貴州省貴陽で開かれた。中国の劉振民外務次官は協議終了後、行動規範の枠組みに合意したと発表した。

 中国は昨年、南シナ海情勢の緊張を緩和させるため、行動規範の枠組みを今年前半までに策定すると表明。中国は「合意」と発表したが、枠組みの詳細は明らかにしておらず、今回の協議結果が行動規範の具体的条文の策定作業につながるかは不透明だ。


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