トルコ警護官がデモ参加者襲撃 米「最も強い言葉で懸念」 

 【ワシントン共同】トルコのエルドアン大統領がトランプ米大統領との会談のため首都ワシントンを訪問していた16日、トルコ大使公邸前でエルドアン氏の警護官が、同氏に対する抗議デモに参加していた人々を襲撃し9人が負傷していたことが18日までに分かった。

 米国務省のナウアート報道官は17日、声明で「暴力は言論の自由に対抗する手段ではない」とした上で「最も強い言葉でトルコ政府に懸念を伝えた」と表明した。

 米メディアなどによると、黒い背広を着た複数の警護官が、デモに参加していた女性の首を絞めて引き倒したり、男性の顔面を足で蹴り上げたりした。


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