「よーいどん」の間隔走りに影響 短いとスタート遅れ 

「よーい」から「どん」の間隔で、スタートの反応を調べる実験のイメージ=滋賀県草津市(立命館大提供)

 短距離走でスタートの体勢を取る「よーい」から、「どん」に当たるピストル音までの間隔が短いと、選手がスタートを切る反応に遅れが出ることを、立命館大の大塚光雄助教(スポーツ科学)らのチームが実験で明らかにし、18日付の海外科学誌電子版で発表した。

 チームによると、一般的にタイミングは各スターター任せ。反応の差は約0・04秒とわずかだが、「国際大会を目指す選手はさまざまなタイミングの練習をした方が良さそうだ」としている。


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