東京円、110円台後半 トランプ不安でドル売り 

 18日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台後半で取引された。トランプ米大統領の政権運営に対する不安が高まり、ドルを売り、比較的安全な資産とされる円を買う動きが優勢となった。

 午前10時現在は、前日比1円48銭円高ドル安の1ドル=110円96~97銭。ユーロは80銭円高ユーロ安の1ユーロ=123円88~92銭。

 トランプ氏が連邦捜査局(FBI)のコミー前長官に、ロシア政府との関係を巡り辞任したフリン前大統領補佐官に対する捜査の中止を要請していたと報じられた。捜査介入として批判が出ており、政治的な混乱の高まりを懸念して、ドルが売られた。


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