米エネルギー長官、6月に来日へ 東芝の原発事業問題を協議も 

 ペリー米エネルギー長官が6月前半に来日し、世耕弘成経済産業相と会談する方向で日米両政府が調整していることが17日、分かった。東芝の原発事業問題を協議する可能性がある。

 ペリー氏の来日は長官就任後初めてで、世耕氏との会談は3月に米ワシントンで行って以来2回目となる。3月の会談で、ペリー氏は東芝の経営について「財政的安定性は米国にとって重要」と懸念を示していた。

 東芝の原発事業を巡っては、経営破綻した米原発大手ウェスチングハウス・エレクトリックに原発を発注した電力会社が、東芝に債務保証を求めており、ペリー氏が会談で日本側に見解を求める可能性がある。


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