陛下、一部公務取りやめ 風邪の症状は快方に 

 宮内庁は16日、天皇陛下が午後に予定している一部の公務を取りやめられると発表した。風邪の症状があるとして、15日に一部の公務を取りやめていた。現在は快方に向かっているが、大事を取り、御所で静養する。

 天皇陛下は15日、朝からせきがあり、午後に熱が出たため、宮殿で予定されていた春の叙勲の受章者との面会を取りやめ、皇太子さまと交代。皇居内の清掃ボランティア「勤労奉仕団」とのあいさつは皇后さまだけで行った。

 宮内庁によると、15日に比べて熱も下がり、せきも治まっている。


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