2017年5月16日 12:50 | 無料公開
15日、大規模サイバー攻撃について記者会見するボサート米大統領補佐官(ロイター=共同)
【ワシントン共同】世界各地で起きた大規模なサイバー攻撃を巡り、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は15日、複数の情報当局者と専門家の話として、北朝鮮に関係したハッカーが関与したことを示す情報があると報じた。
複数の情報セキュリティー専門家は、今回のサイバー攻撃に使われたプログラムが北朝鮮傘下とされるハッカー集団「ラザルス」が過去に使ったものと類似点があるとした。ただ、北朝鮮の関与を断定するのは時期尚早と指摘している。
ボサート米大統領補佐官は15日の記者会見で、このサイバー攻撃には「犯罪集団か外国政府が関与した可能性がある」との見方を示した。