2017年5月16日 06:47 | 無料公開
【ワシントン共同】米国のジョーンズ国務次官補代行(中東地域担当)は15日の記者会見で、シリアのアサド政権が軍事刑務所で何千人もの収容者を違法に処刑し、遺体を火葬しているとの分析を発表した。火葬は処刑の証拠隠滅が目的との見方を示した。 ジョーンズ氏は「顔を背けたくなるような残虐行為だ」と非難。大量処刑の証拠を国際社会に提示する意向を明らかにした。また「残虐行為をやめさせるために(アサド政権の後ろ盾の)ロシアが圧力をかけることを期待している」と語った。 国際人権団体や米情報機関の情報に基づいた分析としている。