首相、核実験行えば追加制裁 北朝鮮を強くけん制 

 安倍晋三首相は15日夜のBSジャパン番組で、弾道ミサイル発射を強行した北朝鮮について「仮に核実験を行えば、日本は、追加制裁を科すための新たな国連安全保障理事会決議の採択を追求することになる」と述べた。挑発行動をやめるよう強くけん制した形だ。

 北朝鮮問題を巡り、今月下旬のイタリアでの先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)の際にトランプ米大統領と意見交換する意向を表明。7月にドイツで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合の際には中国の習近平国家主席、韓国の文在寅大統領と個別に会談したいとの考えも示した。


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