ドイツ政権与党、最大州で勝利 メルケル首相続投へ弾み 

 【ベルリン共同】9月のドイツ連邦議会(下院)選に向け最後の前哨戦となった、同国西部ノルトライン・ウェストファーレン州議会選が14日、実施され、選挙管理委員会によるとメルケル首相の国政与党の保守、キリスト教民主同盟(CDU)が得票率33・0%(前回26・3%)で勝利した。首相続投に向けて弾みとなった。

 ノルトライン・ウェストファーレンはドイツ最大の人口を抱える重要州。下院選で政権の座を争う中道左派、社会民主党(SPD)の地盤だが、SPDは低迷し31・2%(同39・1%)で、第2党に転落した。


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