宮城知事4選出馬へ 復興道半ば、続投意欲 

 任期満了に伴う今秋の宮城県知事選に、現職の村井嘉浩氏(56)が4選を目指して出馬する意向を固めたことが15日、関係者への取材で分かった。県議会6月定例会で正式表明する。2期目に発生した東日本大震災からの復興が道半ばだとして、続投に意欲を示しているという。

 関係者によると、村井氏は6月定例会で、宮城県議時代に所属した自民党会派の一般質問に答える形で立候補を表明する方向だ。

 村井氏は大阪府出身。防衛大を卒業後、陸上自衛隊の東北方面航空隊などに所属した。宮城県議を経て2005年の知事選で初当選し、現在は3期目。


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