FBI長官後任選びを本格化 トランプ政権、面接開始 

 【ワシントン共同】トランプ米政権は13日、9日に突然解任したコミー米連邦捜査局(FBI)長官の後任の人選を本格化させた。昨年の大統領選を巡りロシアとトランプ陣営の不透明な関係を調べる捜査を妨害する“政治介入”として批判が強まる中、公正な捜査が期待できる人物が選ばれるのか懸念されている。

 FBI長官はトランプ大統領が指名し、上院の承認が必要。異例の長官解任に反発が高まるFBI内部で新長官が信頼を得られるかも注目される。

 トランプ氏は13日、記者団に「作業は素早く行われると思う」と述べ、近いうちに選定が可能との楽観的な見通しを示した。


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