麻生氏、首脳間の貿易議論に期待 「懸念解消された」 

 【バリ共同】麻生太郎財務相は13日、先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後に記者会見し、貿易問題について26、27日に開かれる首脳会議(サミット)での議論に期待感を示した。今回の会議の声明に「反保護主義」の文言は盛り込まれなかったが「自由貿易を保護主義に変えていくようなこと(への懸念)は解消された」と語った。

 保護主義的な傾向が懸念される米国の貿易政策に関しても「(自由貿易を推進してきた)従来と違うわけではないという方向性はかなり明確に見えてきた」と指摘した。

 サイバー攻撃に対しては「きちっとした対応をすべきだ」と強調。


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