復興相、岩手の水産業支援に意欲 販路開拓や拡大 

復興支援イベントに参加した吉野復興相=13日午後、岩手県宮古市

 吉野正芳復興相は13日、東日本大震災で打撃を受けた岩手県の水産業について、販路開拓や拡大の支援強化に意欲を示した。同県沿岸部を視察後、普代村内で記者団に「売り上げが伸び悩んでいる。一生懸命取り組む」と語った。

 これに先立ち、宮古市内で開かれた復興支援イベントのトークセッションで「岩手県は水産業や水産加工業が命だ」と強調。震災から6年を経て加工場などの復旧が進む一方、震災で納入先を失ったまま取引が回復しないことが響いていると指摘した。イベントは日本青年会議所が開催。山本正徳宮古市長らが出席した。


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