国連に響く平和の調べ 広島題材の曲を熱演 

 【ニューヨーク共同】米ニューヨーク在住のギタリスト大竹史朗さんが12日、国連本部で演奏会を開き、南米アルゼンチンの著名音楽家が被爆地広島を訪問した際に着想を得た詩に自ら曲を付けた作品の弾き語りを披露した。

 日本の国連代表部が主催する「平和」をテーマに芸術家らにパフォーマンスをしてもらう企画の一環で今回が2回目。

 大竹さんは南米の「フォルクローレ(民俗音楽)」の巨匠と称される故アタウアルパ・ユパンキ氏から多大な影響を受け、生前に手ほどきを受けた。この日の作品はユパンキ氏作詞、自身作曲の「ヒロシマ~忘れえぬ町」。


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