福島以外の7県、除染終了 除去した土の処分が課題 

 環境省は12日、東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県以外の東北・関東地方の7県で除染が終了したとする内容の結果を公表した。取り除いた土は現場で保管されており処分先は未定。周辺住民らは懸念を強めており早急な除染土の処分が課題だ。

 国の財政支援で除染する「汚染状況重点調査地域」に指定された岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉の7県の56市町村を対象に3月末時点の状況をまとめた。学校・保育園など約1600施設、公園・スポーツ施設約4千カ所、住宅約14万8千戸、農地・牧草地約16平方キロ、道路約5400キロなどで完了した。


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