来春大卒3人に1人内定 企業、人手不足で採用前のめり 

大学生の就職内定率の推移

 就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京)は12日、2018年3月卒業予定の大学生の就職内定率が5月1日時点で34・8%となり、既に3人に1人が内定を得ているとの調査結果を発表した。17年卒の昨年同時期より9・8ポイント高い。人手不足感が強まっているのを背景に、企業が優秀な人材を早期に確保しようと採用活動に前のめりになっている。

 経団連の加盟企業向けの指針は、面接など選考活動の解禁を6月1日としている。既に内定を約束している企業は、経団連非加盟の外資系や中小、IT関連が中心とみられる。


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