コウノトリの性別判明、徳島 3月誕生のひな 

 徳島県は12日、今年3月に同県鳴門市で誕生したコウノトリ(国の特別天然記念物)のひな3羽の性別が判明したと発表した。2羽が雄で1羽が雌だった。

 徳島大大学院社会産業理工学研究部の河口洋一准教授(河川生態学)らが、羽毛の根元を使ってDNAを採取し解析した。兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)でも同様の解析をし、結果を照合した。

 羽毛は今月2日、ひなに個体識別用の足輪を装着した際に採取していた。ひなは今月下旬ごろに巣立つ見込み。


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