ベネチア美術展で内覧会 岩崎さんが日本館に出展 

日本館の展示で、床に開けられた穴から顔を出して作品を見る来館者(手前)=10日、イタリア・ベネチア(共同)

 【ベネチア共同】2年に1度開かれる現代美術の祭典、第57回ベネチア・ビエンナーレ国際美術展の報道関係者向け内覧会が10日、イタリアのベネチアで始まった。

 国別展示には約90カ国が参加。日本館では岩崎貴宏さん(41)が「逆さにすれば、森」をテーマに、厳島神社(広島県)をモチーフにした作品などを出展した。

 企画構成を担うキュレーターは、金沢21世紀美術館学芸員の鷲田めるろさん(43)が務めた。

 美術展全体のテーマは「芸術万歳」。

 13日に開会式と金獅子賞(最優秀賞)などの授賞式が行われる。一般公開は同日から11月26日まで。


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