フジテレビ、日枝会長も退任へ 視聴率低迷の打開図る 

フジテレビの日枝久会長

 フジテレビの日枝久会長(79)が退任し、取締役相談役に就く人事が固まったことが10日、関係者への取材で分かった。持ち株会社フジ・メディア・ホールディングスの会長も退く。フジテレビは、退任が内定している亀山千広社長(60)と合わせ、トップ2人の交代で視聴率低迷の打開を図る。

 日枝氏は、フジテレビの社長を経て、2001年に会長に就任。民放連会長の経験もあり、フジグループだけでなく放送業界に多大な影響力を持ってきた。

 亀山社長はビーエスフジ社長に就任する見通し。


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