2017年5月8日 12:22 | 無料公開
自民党の船田元・憲法改正推進本部長代行は8日に配信したメールマガジンで、憲法9条を改正して2020年施行を目指すとした安倍晋三首相の発言に不快感を示した。「国会での議論の行く末や期間を行政の長が規定することにつながりかねず、野党の反発を招くのは必至だ」と訴えた。 首相の対応に関し「改憲論議がなかなか進まないことに焦りを覚えたのではないかと推察する」とした上で、今回の発言で「民進党がかたくなになり、(衆参両院の)憲法審査会の現場で困難な交渉を余儀なくされるのではないか」と懸念を表明。「首相はもう少し慎重であっていただきたかった」と記した。