2017年5月8日 08:29 | 無料公開
米南部フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸した無人宇宙機「X37B」(米空軍提供・共同)
【ワシントン共同】米空軍は7日、スペースシャトルに似た無人宇宙機「X37B」が、地球を周回する約2年間の任務を終え、米フロリダ州のケネディ宇宙センターに着陸したと発表した。
X37Bは全長約9メートルで、シャトルと似た翼を持つ。宇宙から大気圏に突入した後、滑空して地上に着陸し何度でも再利用できる。
宇宙との間を繰り返し行き来するために必要な試験や、科学研究のためのデータ収集などを行ったと説明している。偵察を行っているとする見方もある。
飛行は2010年以降計4回行われ、今回は15年5月に打ち上げられた。