難民の留学生、家族含め受け入れ シリア、就業支援も 

 政府は、留学生として今年から受け入れるシリア難民に関し、配偶者や子どもの同伴を認めることを決めた。難民受け入れは今年から5年間で300人規模となる見通し。シリア内戦は終わりが見えず、留学生の帰国が難しい可能性があるため、国際協力機構(JICA)を通じ日本での就業支援も行う。政府関係者が6日、明らかにした。

 安倍晋三首相が昨年5月、難民支援として日本の大学に最大150人の留学生受け入れを表明。その後、政府と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が協議し、家族の同伴も認める方針を決めた。


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