日本「不戦」は9条が理由75% 憲法施行70年の世論調査 

 共同通信社は29日、憲法施行70年を前に郵送方式で実施した世論調査の結果をまとめた。日本が戦後、海外で武力行使しなかった理由について、戦争放棄や戦力の不保持を定めた「憲法9条があったからだ」とする回答は75%に上った。9条の存在とは「関係ない」は23%だった。9条改正を巡っては必要49%、必要ない47%で拮抗した。安倍晋三首相の下での改憲に51%が反対し、賛成は45%だった。

 調査は5月3日で憲法施行から70年となることから3~4月に18歳以上の男女3千人を対象に実施した。

 【注】小数点1位を四捨五入した。


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