米0・7%成長に急減速 3年ぶり低水準、消費不振 

 【ワシントン共同】米商務省が28日発表した2017年1~3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)の速報値は年率換算で前期比0・7%増となり、成長率は前期の2・1%から急減速した。景気をけん引する個人消費の不振が要因。1・2%のマイナス成長だった14年1~3月期以来3年ぶりの低水準となった。堅調だった米景気に不透明感が出てきた。

 成長率は16年7~9月期のプラス3・5%をピークに2四半期連続で鈍化。トランプ政権が目標とする「年3%以上の安定成長」は見通せない。


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