将棋の佐藤九段ら722人 春の褒章、女性受章者は過去最多 

 政府は2017年春の褒章受章者を28日付で発表した。受章者は722人、うち女性210人で、女性は14年春の206人を超えて過去最多となった。受章団体数は32。29日に発令される。

 学問や芸術などで功績を残した人に贈られる紫綬褒章は17人(うち女性2人)。日本将棋連盟会長で永世棋聖の資格を持つ佐藤康光九段(47)や、バレエダンサー酒井はな(本名・島地はな)さん(42)、落語家柳家さん喬(本名・稲葉稔)さん(68)、成人T細胞白血病(ATL)の新たな治療薬開発に大きな役割を果たした名古屋市立大名誉教授の上田龍三さん(72)らが選ばれた。


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