こんろ、レンジ事故に注意 汚れ放置、近くに可燃物 

炎の噴出口が汚れで詰まった状態のガスこんろで異常燃焼が起こる事故を再現した様子(NITE提供)

 製品評価技術基盤機構(NITE)は27日、こんろや電子レンジなどの調理器具を巡る事故が昨年3月までの5年間に989件あったとして注意を呼び掛けた。食品かすや煮こぼれ、油汚れの放置に伴う事故や、近くに可燃物を置いていたことによる火災が目立ち、「こまめに清掃し、近くにタオルや布巾、缶、容器などを置かないでほしい」としている。

 NITEによると、死亡2件、重軽傷29件。製品別の事故数は、ガスこんろ460件、電子レンジ239件、電磁誘導加熱(IH)こんろ110件、電気こんろ108件、電気オーブントースター72件。


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