求刑超える無期懲役判決を破棄 女性殺害で福岡高裁宮崎支部 

 宮崎市のアパートで2013年、交際相手の女性=当時(27)=を殺害したとして殺人や死体損壊・遺棄などの罪に問われた無職東竜二被告(31)の控訴審判決で、福岡高裁宮崎支部(根本渉裁判長)は27日、求刑を超える無期懲役とした一審裁判員裁判判決を破棄し、懲役25年を言い渡した。

 被告側は「殺害はしていない。一審判決には事実誤認がある」と無罪を主張していた。

 検察側の求刑は懲役25年だったが、一審判決は「市民感覚に照らして不当に軽い」と判断した。


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