米ツイッター、上場以来初の減収 「トランプ効果」限定的 

 【ニューヨーク共同】短文投稿サイトの米ツイッターが26日発表した2017年1~3月期決算は、売上高が前年同期比8%減の5億4825万ドル(約610億円)と、13年の上場以来、初の減収となった。フェイスブックなど競合相手の成長に押され、主力の広告収入が減少した。

 ツイッターにはトランプ米大統領が昼夜を問わず投稿を続けており、フォロワーと呼ばれる閲覧者数は約2800万人に上るが、売上高の押し上げ効果は限定的だったようだ。

 月間利用者数は6%増の3億2800万人。伸びに再加速の兆しがみえるとして投資家の期待が高まり、この日のツイッター株は急上昇した。


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