米政権、北朝鮮政策で声明発表 上下両議員と異例の大規模会議 

上院議員全員を招いた会議後、会場を後にするトランプ米大統領(中央)とペンス副大統領(右)=26日、ワシントン(UPI=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米政権は26日、核・ミサイル開発を進める北朝鮮について「差し迫った安全保障上の脅威」とする声明を発表した。核放棄を迫るため、北朝鮮への経済制裁を強化して外交圧力を加えることで、対話を模索するとの基本方針を明らかにした。上下両院の全議員を対象に北朝鮮政策を説明する異例の大規模会議を開き、北朝鮮核問題の深刻さを訴えた。

 トランプ政権は北朝鮮政策を見直した結果を伝え、議会の協力を得ながら外交解決に向けて本腰を入れる構えだ。

 声明は北朝鮮の核開発が「差し迫った安全保障上の脅威で、外交の最優先課題」だと指摘した。


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