秋田で国内外の花火師共演 大仙市、4日間で3万発 

国内外の花火師が共演する「大曲の花火~春の章~」で、夜空を彩る花火=25日夜、秋田県大仙市

 夏の全国花火競技大会で知られる秋田県大仙市で25日、国内外の花火師が共演する「大曲の花火~春の章~」が開かれた。27~29日も開催され、技巧を凝らした計約3万3千発が4日間で打ち上げられる。

 注目は、夏の大会で過去に内閣総理大臣賞を獲得した国内8社と、スペインやメキシコといった海外5カ国の7社。最終日は、大仙市内の4社が共同制作した花火が7分間で約2500発上がり、大会を締めくくる。

 この日は日本の花火のほか、カナダの業者が打ち上げた華やかな花火が夜空を彩った。

 花火技術の研究発表や商談を行う国際シンポジウムも24日から大仙市内で開かれている。


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