日米首脳、北朝鮮に自制強く要求 電話会談、習氏は核実験に反対 

トランプ米大統領との電話会談を終え、記者の質問に答える安倍首相=24日午前、首相官邸

 安倍晋三首相は24日午前、トランプ米大統領と電話会談し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に挑発行動の自制を引き続き強く要求していくことで一致した。挑発阻止へ連携強化も確認。首相は、軍事力行使を含む「全ての選択肢」を視野に入れるトランプ氏の対北朝鮮政策を重ねて評価した。

 トランプ氏は同日、中国の習近平国家主席とも電話会談し、習氏は北朝鮮の核実験に反対する考えを表明した。米国と北朝鮮問題の解決に努力する姿勢も示した。

 約30分の電話会談後、首相は記者団に「米国と緊密に連携し、高度な警戒監視態勢を維持し、わが国として毅然として対応していく」と述べた。


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