宮城のミガキイチゴが頂点 東北で注目の食ブランド 

「東の食のブランド・アワード」の表彰式後に記念撮影する、グランプリとなった宮城県山元町の「ミガキイチゴ」を作る農業生産法人GRAの岩佐大輝代表(前列中央)ら各食産業の代表者=21日午後、宮城県女川町

 東北の食産業で、東日本大震災以降、最も注目を集めたブランドを決める「東の食のブランド・アワード」の第1回表彰式が21日、宮城県女川町で開かれ、グランプリに宮城県山元町の農業生産法人GRAが作る「ミガキイチゴ」が選ばれた。

 職人の技とITを融合させて、味わい深いイチゴを安定的に作り、東南アジアなどへも進出。宝石をイメージした売り方が評価された。代表の岩佐大輝さん(39)は「世界中でイチゴといえば山元町といわれるものを作りたい」と話した。

 デザイン賞は、1752年創業の大七酒造(福島県二本松市)の日本酒「大七」が受賞。


  • LINEで送る