秋田県の人口100万人割れ ピークから26%減 

 秋田県は21日、4月1日時点の県内人口が99万9636人となり、100万人を割り込んだと発表した。県や総務省によると、90万人台となるのは1930年以来で、ピークだった56年の135万人から26%減少。人口最少の都道府県は、昨年10月時点で57万人の鳥取県で、秋田県は10番目に少ない。

 秋田県は若者らが進学や就職を機に県外に流出してしまう「社会減」が多いのが特徴で、近年は年間約1万人のペースで人口が減少している。人口減少率は2013年から4年連続で全国トップ。国立社会保障・人口問題研究所は、40年に70万人まで減ると推計している。


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