PHSの新規契約、来春終了へ 唯一残るソフトバンク 

 ソフトバンクは20日、PHSの一般向け新規契約の受け付けを2018年3月末で終了すると発表した。PHSのサービスは現在、ソフトバンクが唯一手掛けており、1995年から続いた歴史の幕を閉じる。割安な料金で人気を集めたが、利用者の減少に歯止めがかからないため。

 既存の契約者へのサービスは継続する。機器向け通信を含めた16年12月の契約数は約356万件と97年のピーク時からほぼ半減していた。スマートフォンの普及や従来型携帯電話でも割安な料金プランが出ており、特色を出すことが難しくなっていた。


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