2017年4月20日 17:48 | 無料公開
「全国菓子大博覧会」の開幕を前に公開された、伊勢神宮参拝の様子を再現した工芸菓子=20日午後、三重県伊勢市
およそ4年ごとに開催されるお菓子の祭典「全国菓子大博覧会」(菓子博)が21日に三重県伊勢市で開幕するのに先立ち、伊勢神宮参拝の様子を再現した工芸菓子が完成し、20日公開された。
歌川広重の浮世絵「伊勢参宮 宮川の渡し」をモチーフに江戸時代の参拝客が神宮前の川を渡る様子を表現。幅10m、奥行き5・5mの大きさで、県内110人の和洋菓子職人が約1年かけて作り上げた。砂糖などを使った10万輪の桜花や250体の人形が立ち並ぶ。あめでできた川を行く船のへさきには砂糖の白波が立つ。
制作責任者で三重県四日市市の和洋菓子職人早川賢さん(45)は出来栄えに自信を見せた。