「生と死」の現代美術展 日本セルビア交流、28日まで 

セルビアと日本の現代美術交流展の内覧会で作品を見る人=19日、東京都品川区の在日セルビア大使館

 セルビアの彫刻家ヨバナ・トゥーツォビッチさん(27)と、日本の写真家古賀亜希子さん(37)=福岡市出身=の作品を展示する両国の現代美術交流展「LIFE and DEATH」が20日、在日セルビア大使館(東京都品川区)で始まった。28日まで。

 幼いころ愛用した人形などをモチーフに「生と死」を描く古賀さんの作品は約20点。トゥーツォビッチさんは金属の胸像などで、トルコの海岸に打ち上げられたシリア人難民の男児の名を付けた「Aylan(アラン)」もある。

 旧ユーゴスラビア紛争の戦禍を経験したセルビアは、東日本大震災の被災地へ義援金など手厚い支援を送った。


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