NY株続落、118ドル安 原油安で2カ月ぶり安値 

 【ニューヨーク共同】19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、原油先物相場の急落を嫌気して続落し、前日比118・79ドル安の2万0404・49ドルで取引を終えた。終値として約2カ月ぶりの安値をつけた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は13・56ポイント高の5863・03と反発した。

 原油先物は米ガソリン在庫の増加による供給過剰感の強まりで、一時1バレル=50ドル割れ寸前まで値下がりした。これに伴ってシェブロンなど石油株が収益悪化懸念で売られた。

 前日の取引終了後に軟調な決算を発表したIBMは5%近い大きな下げとなり、ダウ平均を押し下げた。


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