ロシア爆撃機に緊急発進 米軍、アラスカ上空 

 【ワシントン共同】米FOXニュースは18日、核兵器搭載可能なロシアの戦略爆撃機2機が17日に米アラスカ州に近づき、米国の防空識別圏内を飛行、米軍の戦闘機2機が緊急発進(スクランブル)したと報じた。

 1月のトランプ政権発足後、米軍の対応が必要になるほどロシア爆撃機が米国に接近したのは初めて。米ロ関係の冷え込みが史上最低レベルとも言われる中、ロシアのプーチン政権による揺さぶりの可能性がある。

 ロシア爆撃機は2015年、米独立記念日の7月4日にも西部カリフォルニア州沿岸に飛来。今月11、12両日には日本周辺を飛行、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。


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