ジャニーズFC会員規約の改定案 名古屋の消費者団体に提示 

 ジャニーズ事務所(東京)が「予告なく改訂することがある」としていた公式ファンクラブの会員規約について、改定する際は事前に会員に周知するなどとした変更案を、国認定の適格消費者団体「消費者被害防止ネットワーク東海」(名古屋市)に示していたことが18日分かった。団体側が昨年10月、消費者保護の観点から不適切として是正を求めていた。

 団体側が不適切としたのは、規約のうち「予告なく改訂することがある」「退会処分とされた会員は損害賠償など一切の権利行使ができない」と記した部分などで、いずれも消費者契約法に抵触すると指摘していた。


  • LINEで送る