首相「外交努力で平和守る」 北朝鮮問題、避難民流入も想定 

 安倍晋三首相は17日の衆院決算行政監視委員会で、北朝鮮による軍事パレードでの弾道ミサイル公開やミサイル発射に関し「軍事力を誇示しているが、外交努力を通じて平和を守ることが重要だ」と述べ、「対話と圧力」による解決の必要性を強調した。朝鮮半島有事の際、日本への避難民流入を想定した対応を検討していることも明らかにした。

 首相は、軍事行動を含め「全ての選択肢がテーブルの上にある」とするトランプ米政権の北朝鮮政策を評価した上で、米韓両国や中国、ロシアと連携し北朝鮮に自制を求めていくと表明。4月下旬予定のプーチン大統領との会談でも北朝鮮問題を議題にする意向を示した。


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