2017年4月19日 14:06 | 無料公開
【クアラルンプール共同】マレーシアを13日から訪問中の皇太子さまは16日、首都クアラルンプールで、予定の行事を全てこなし、17日に帰国される。 今回の訪問では、太平洋戦争中に広島に留学し、原爆投下の被害に遭った故アブドル・ラザクさんの長男ズルキフリさん(65)と懇談。ラザクさんの被爆を「お気の毒に思います」と慰めるなど、両国の歴史に思いを寄せる旅となり、若い世代の交流にも期待を寄せた。 皇太子さまは16日、同行記者団に訪問を振り返り「将来、日本とマレーシアの交流の懸け橋になりたい、という思いを持った方々に接し、うれしく思った」と強調した。