川崎踏切事故、45秒脱出できず 死亡の高齢男性、身元特定急ぐ 

 川崎市川崎区の京急電鉄の踏切で男性2人が電車にはねられ死亡した事故で、持っていた免許証から2人は川崎市の77歳と横浜市の52歳とみられることが15日、神奈川県警川崎署への取材で分かった。高齢の男性は遮断機が下り始めてから約45秒間、踏切内にいたといい、同署は男性が脱出できなかった経緯を調べるとともに、2人の身元の特定を急ぐ。

 川崎署によると、踏切の外にいた52歳とみられる男性が異変に気付き、踏切内にいた男性に声を掛けた上、遮断機を持ち上げて救助に向かったが、その後一緒にはねられた。


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