訪問者氏名、非公開に トランプ政権、透明性後退 

 【ワシントン共同】米政府は14日、トランプ大統領や高官らに面会するためホワイトハウスを訪問した人の氏名などの記録を非公開とする方針を明らかにした。米メディアが伝えた。トランプ政権は情報公開への消極姿勢が目立ち、透明性後退の懸念が高まっている。

 オバマ前政権は「純粋に私的な」場合を除いて訪問者の記録を公開していたが、方針を転換した。トランプ政権は理由について「重大な安全保障上のリスクやプライバシーへの懸念」を挙げた。

 トランプ氏は週末を過ごす南部フロリダ州の高級別荘「マールアラーゴ」への訪問者や、トランプ氏のゴルフ相手の氏名もほとんど公開していない。


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