2017年4月18日 13:20 | 無料公開
南シナ海を通過する米原子力空母カール・ビンソン=9日(米海軍提供・ロイター=共同)
【ワシントン共同】米軍事専門誌ディフェンス・ニューズは17日、トランプ政権が朝鮮半島近海に向かわせたと伝えられていた原子力空母カール・ビンソンについて、15日時点で朝鮮半島から約5600キロ離れたインドネシア周辺を航行していたと報じた。
米軍は、挑発行動を続ける北朝鮮の出方を見極めながら、朝鮮半島にどこまで近づかせるか探っているもようだ。
空母は今週初めにも朝鮮半島近海に展開するとみられていたが、韓国の聯合ニュースは17日、同空母が「最短距離を選んでいないことが分かった」と報道、到着は北朝鮮が朝鮮人民軍創建記念日を迎える25日ごろだとの見通しを伝えた。