北朝鮮、ミサイル発射強行 中距離か、直後に爆発 

15日、平壌の金日成広場で軍事パレードを観閲した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信撮影・共同)

 【ソウル共同】北朝鮮は日本時間16日午前6時21分ごろ、日本海側の東部新浦付近で中距離とみられる弾道ミサイル1発を発射、直後に爆発した。発射は失敗したとみられるが、圧力を強めるトランプ米政権に対抗して核・ミサイル開発を推進する姿勢を鮮明にした。一方、ペンス米副大統領は同日、韓国入りした。18日からは日本を訪問予定で、同盟国防衛への決意を表明。同行のホワイトハウス高官は在韓米軍への核再配備の可能性は否定した。

 同高官は16日、記者団に対し、ミサイルは大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく中距離だとの初期評価を明らかにし、発射後4~5秒で爆発したと述べた。


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