2017年4月13日 07:38 | 無料公開
トランプ米大統領(UPI=共同)
【ワシントン共同】トランプ米大統領は12日、米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで「ドルは強過ぎる」と述べ、ドル高をけん制した。発言を受け、ニューヨーク外国為替市場で円が急伸し一時、1ドル=108円台をつけた。
輸出に有利なドル安を志向するトランプ氏の「口先介入」が再び為替市場を揺さぶった。麻生太郎副総理兼財務相とペンス米副大統領による日米経済対話の初会合を18日に控え、日本政府は相場の動きに警戒を強めている。
また「中国は為替操作国ではない」と語り、米財務省が近く公表する外国為替報告書では操作国認定を見送る考えを表明した。