2017年4月11日 11:43 | 無料公開
高市早苗総務相は11日の記者会見で、1日現在の推計人口が70万人を下回った静岡市について、政令指定都市の指定を取り消すことはないとの認識を示した。 「人口規模は(政令市の)成立要件だが、存続要件ではない」と指摘し、静岡市が「今後も地域、経済の中心的な役割を担っていくことを期待している」と述べた。 地方自治法は人口50万人以上の都市を政令市にできると規定。しかし既存の政令市と行財政能力を同程度にするため、政府は「人口100万人」または「近い将来100万人になる見込み」であることを運用上の指定要件としている。